去り行くものたち

マイケル・ジャクソンが亡くなって2週間。多くのファン同様、私も相当ショックを受けた一人です。マイケルとはほぼ同年代だし、「オフ・ザ・ウォール」の頃から大好きでした。87年の来日公演を観に行ったときの興奮を今も鮮明に覚えています。
ちょうど同じ日に、初代チャーリーズ・エンジェルファラ・フォーセットが亡くなったのもショックでした。20代の頃、私も彼女の髪型を真似たことがあったっけ…。
マイケルが50才で、ファラが62才だなんて。当たり前だけど、人はみんな年を取るんだってことや自分の年齢をあらためて意識させられた日でした。

そういえば、今年に入ってから、20代、30代の頃に夢中になったり、ずっと慣れ親しんできたものが次々と姿を消しています。たとえば、ファッションブランドの「J&R」。40年近く続いた人気ブランドで、私もついこの間まで買っていたのに、無期限休止となってしまいました。
それから、近いのでよく出かける吉祥寺では、来年3月に伊勢丹が閉店になってしまうし。

これからは、こんな風に少しずつ自分のまわりから、愛着のあるものや大切なひとが去って行くのだろうな、と漠然とした寂しさを感じます。

年を取るということは、喪失感や孤独とどう向き合っていくか、ということかも。